『成功を追い求める心理の裏側』
ビジネス心理コンサルティングの林 恭弘です。
本日、9月28日は天王洲での「Jカレッジ・セミナー」にて登壇します。
題して「成幸者の心理学〜成功を超える幸せの創造」という、たいそうな演題をつけてしまいました。
「成功者」というと一般的には、「高い社会的地位を獲得した人」、あるいは「経済的豊かさを手に入れた人」という認識だと思います。
ではこれらの「成功者」が果たして「幸福であるのか」というと、必ずしもイコールではないようです。
というのは、健康上の問題、機能不全に陥る家族、社員の離反、異性問題などが「成功者」を悩ますことが頻繁に起こり得るというのです。
もちろん「成功者」ではない人たちでも上記のような問題を起こし、人生をぐちゃぐちゃにしてしまう人はいるのですが。
ではなぜ「成功しながらも不幸になる人」たちがいるのかというと、「成功を求める動機」に原因があるのでしょう。
その動機とは、「自分さえ良ければ」という思考、つまり「自己だけ実現」にあると考えられます。「自己だけ実現」(自己実現ではありません)は、利己的な思考、態度、行動を生み出しますので、人間関係を崩壊し孤独に陥る結果となります。
人生において「孤独」以上の苦痛はないはずです。
「若い人たちはよく“生き甲斐がない”と言います。しかしそれは当たり前です。孤立した人には生き甲斐はない。“生き甲斐”とは人間関係です。」(石川達三)
成功者になることは素晴らしいことだと思います。
でも「成功を超えて、幸福を創造する」ことが私たちの生きる目標ではないでしょうか。
この続きは本日のセミナーにて。
***ビジネス心理コンサルティング ***
*******BMC*******
林恭弘より
- 2011.09.28 Wednesday
- 講演会
- 09:41
- -
- trackbacks(0)
- -
- -
- by 林ヤスヒロ